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小児矯正治療
乳歯から永久歯への生え替わりは6歳くらいから上下の前歯4本から始まり、そして10歳ころから犬歯、
奥歯と生え替わり12歳ころで終わります。
はじめに前歯の4本がきれいに並ばなければその後の犬歯、奥歯の生え替わりで歯並びはどんどん悪くなってしまいます。
そのため上下の前歯4本が生え替わる時期に顎を拡げ、きれいに並べておく必要があります。
あまり知られていませんが永久歯の奥歯は乳歯よりも小さいので前歯4本がきれいに並んでいれば奥歯は
ほとんどがきれいに並びます。
乳歯の時からスペース不足の傾向はでているので個人差はありますが5歳くらいからなるべく早く開始すると安心です。
遅くても9歳になる前には始めなければこの治療法は選択できません。
(歯が入る骨を拡げる治療なので顎のエラが張ったりなど顔の骨格に影響を与えることはありません)
(5歳時)
図1,乳歯がすき間なく並び、この顎の大きさでは永久歯は入りません。
(7歳時)
図2、上下前歯の永久歯が生えてきましたがスペース不足で前歯がガタガタになっています。
図3、顎を拡げる装置です、取り外し式で最低17時間、使用してもらいます。
(9歳時)
図4、顎が拡がり上下前歯の4本がきれいに並びました。
(12歳時)
図5、奥歯も生え替わりすべての永久歯がきれいに並びました。
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